税務相談や会計ソフト入力代行の受託について
税務相談や会計入力は誰に頼んでもいい?
「会計ソフトへの入力大変だなあ、誰かにお願いしたいなあ」
と思われている方は多いのではないでしょうか。
では実際記帳やその先の申告を外部に委託する場合、誰に依頼してもいいのでしょうか。
結論から言うと経理代行は誰に依頼してもよく、税務相談や申告は税理士以外に依頼することはできません。
税理士法により、税務代理、税務書類の作成、税務相談、は税理士以外の人が行うことはたとえ無償であったとしても禁止されています。
これに反した場合は2年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処されることとなります。
記帳代行はというと、こちらは税理士業務に含まれていないため税理士資格がない方でも依頼を受けることができます。
次に、記帳代行を委託するメリット、デメリットについて記載していきます。
記帳代行を依頼するメリット・デメリットは?
記帳代行を依頼するメリット
①記帳に充てていた時間を削減でき本業に集中できる
今会計の入力に充てている時間はどれくらいになりますか?
慣れない業務だと思っている以上に時間がかかってしまうのではないでしょうか。
記帳作業を外部に委託するとこちらに充てていた時間を本業に回すことができ会社の業績を伸ばすことに集中できます。
②経理を雇う場合に比べてコストを抑えることができる
経理を雇うとなるとそれなりにまとまった金額が毎月発生します。
そこまで作業が多くないのに経理を雇うのはなあという方は記帳代行
を依頼することを検討されてみるのがいいでしょう。
また、経理代行の場合急な退職や休職といったことが発生しないため、業務が滞ることもありません。
記帳代行を依頼するデメリット
①数字がすぐに把握できない
自分で記帳している場合、業績を知りたいタイミングで集計をすれば業績を把握することができますが、外部に委託している場合、契約内容によってはすぐに業績がわからない場合があります。
②資料のやり取りが発生する
記帳代行を外部に委託する場合、記帳するための資料を渡さなければいけません。
郵送でやり取りする場合は資料をまとめて郵送するという手間が発生します。
まとめ
記帳代行自体は税理士でない人に依頼することは可能です。
しかし、記帳を行うとその先には必ず申告が待っています。
申告作業までをスムーズに進めるのであれば記帳と申告をどちらもワンストップでおこなえる税理士に依頼するのがいいのではないでしょうか。
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