MFクラウドがあれば記帳代行は要らない?
MFクラウドの自動化機能には弊害もある
「MFクラウドで全て自動化できれば、記帳代行を依頼する必要はないのではないか」というお考えをお持ちの方も少なくないかもしれません。
結論から申し上げますと「MFクラウドと会計事務所による記帳代行を組み合わせるのが有効」と言えます。
と言いますのもこの「自動化機能」には実は弊害もあるのです。
例えばMFクラウドの自動化機能の一つに「自動登録ルールを設定して、取り込んだ明細を自動で仕訳する」というものがありますが、自動登録ルールを最初に誤った設定にしてしまうと、以降もそのミスに気づくまでずっと誤った仕訳が登録されてしまうのです。
全てを自動処理に任せていると重大なミスを見逃してしまう場合があるため、正確な経理を行うためにはそれによるミスの危険性を認識して未然に防止する体制をつくることが重要です。
会計事務所による記帳代行のメリット
会計事務所に記帳代行を依頼することは、MFクラウドによる自動化機能への依存を避けるのに有効です。
ここではそのメリットを3つご紹介いたします。
①業種や規模に応じた補助簿作成
会社の業種や規模によって必要な補助簿は異なります。
会計事務所はクライアントの状況に応じてどのような帳簿が必要か、どういった形式が効率的かを考えて提案します。
②複数人によるチェック体制
会計事務所による記帳代行では担当者を含めて通常2名以上が会計処理を確認します。
中小企業では自社で複数のチェック体制を構築するのが難しい場合が多いと思います。記帳代行を依頼することで入念なチェックを受けられます。
③多方面からの分析
会計処理のミスをチェックすることだけが記帳代行の効能ではありません。
売上や原価率、利益率の変動、経費の傾向などの情報提供はもちろん、会計事務所独自のデータから同業他社との比較もできるため、自社だけでは行えない経営分析が可能となります。
MFクラウドは非常に便利なサービスですが、これをより有効に使うには会計事務所による記帳代行との並存が重要です。
弊社では、MFクラウドはもちろん、その他クラウド会計システムに対応した記帳代行のご相談をお待ちしております。
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